うどんが伸びない方法は?すぐ食べられない時に役立つ裏技を紹介!
茹でたてが一番美味しく食べられるうどんですが、場合によってはすぐに食べられないこともありますよね。そこで今回は、うどんが伸びにくくなる方法や裏技をご紹介します。お弁当にうどんを入れる際のポイントや注意点も解説します。気になる方はぜひ読んでみてください。
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茹でたうどんが伸びにくくなる方法
ここでは、茹でたうどんが伸びにくくなる方法をご紹介します。
茹でるときに酢を入れる
うどんを茹でる際に酢を少々入れることで、お湯の状態が弱酸性になります。弱酸性のお湯でうどんを茹でると、表面がつるっとした状態になるため、食べたときの食感が良くなります。麺が伸びるのを防ぐ手軽に試せる方法なので、ぜひ挑戦してみてください。ただし、酢が少量であれば味に変化はありませんが、入れすぎると麺が酸っぱくなるため注意しましょう。
固めに茹でておく
茹でてから食べるまでに時間がかかる場合は、いつもよりも茹で時間を短く設定して固めに茹でましょう。うどんの水分量は、コシがあるタイプのもので中心部分が50%程度、表面部分は80%程度だといわれています。茹でた麺はどんどん伸び始めていきますが、これは時間が経過するにつれて、水分が麺全体に均等に行き渡ってしまうためです。
つまり、麺の中心部分の水分量が上がるため、伸びて食感の悪いうどんができあがってしまいます。中心部分の水分量が上がりすぎないために、あらかじめ固めに茹でておいてください。
冷水で締める
麺を茹でたらすぐに冷水で締めることで、面の表面にあるデンプンの劣化を防ぎ、麺の食感を保つことができます。風味が落ちたり固くなりすぎたりしない程度に、さっと水洗いしましょう。
野菜室またはドアポケットで保存する
うどんに多く含まれるデンプンは、2℃〜4℃の温度の場所に置くことで、著しく劣化してしまいます。茹でたうどんを冷蔵庫で保管する場合は、温度が若干高く設定されている野菜室やドアポケットで保存してください。適切な温度で保管することで、伸びた食感を防ぎ美味しく食べることができます。
伸びたうどんをおいしく食べる方法
伸びたうどんでも、カレーうどんや肉うどんなど温かく濃い味のだし汁と組み合わせることで、おいしく食べられることがあります。
それでも気になる場合は、チヂミやお好み焼きのように食べるのがおすすめです。汁気を切ったうどんを細かく刻んで、野菜や肉などのお好みの具材と混ぜ合わせます。一口大にまとめたら、油を敷いたフライパンでカリッと焼きましょう。ポン酢やソースなどを付ければ、うどんの食感が気になりにくい、美味しい料理に仕上がります
お弁当に茹でたうどんを入れる際のポイント
ポイントを抑えれば、毎日のお弁当にもうどんは活躍します。お弁当に茹でたうどんを入れる際は、いつもより短めに茹でるのがポイントです。また、麺同士がくっつくと団子状になって非常に食べにくいため、フォークを使ってパスタを巻くようにして、ひと口サイズずつまとめておきましょう。どうしてもくっついてしまう場合や、巻くのが面倒な場合は、食べる際に多めのつゆをかけて丁寧にほぐしてください。
お弁当にうどんを入れる際の注意点
お弁当にうどんを入れる場合、具材は前日の夜から用意しても問題ありませんが、麺を茹でるのは当日の朝がおすすめです。前日から麺に火を通すと、麺が伸びて味が落ちてしまいます。
また、夏場のお弁当にうどんを入れる際は、温度管理に十分注意してください。雑菌が繁殖することでお腹を壊してしまう可能性があるためです。保冷剤などを活用してしっかりと冷やしましょう。
うどんは、工夫次第で伸びずに美味しく食べられる!
本記事では、うどんが伸びにくくなる方法をご紹介しました。茹でたうどんをすぐに食べられないと分かっている場合は、固めに茹でて水でしっかり締めるのがポイントです。また、茹でる際のお湯に少量の酢を加えることでも、伸びにくくなります。今回の内容を参考にしていただき、時間が経ってもおいしく食べられる工夫を試してみてはいかがでしょうか。