うどんだしの捨て方は?適切な方法や捨てる時のポイントをを解説
うどんのだしは食べた後に飲み干せば残りませんが、飲まずに余ってしまい処理に悩んだ経験がある方もいるでしょう。うどんだしの種類によっては、適切な方法で捨てなければ排水溝を詰まらせる恐れがあるため注意が必要です。この記事では、うどんだしの捨て方について解説します。捨てる時のポイントも合わせて解説するため、うどんだしの処理にお悩みの方はぜひ最後までご覧ください。
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うどんだしの捨て方
うどんだしの捨て方は、以下の4つです。
- 残りかすを捨ててから流す
- 紙類や不織布などに吸わせる
- 吸水性ポリマーで固める
- 片栗粉で固める
残りかすを捨ててから流す
油が少ないうどんだしの場合は、残りかすを三角コーナーに捨ててそのまま排水溝に流しましょう。三角コーナーの具材は、しっかりと水気を絞ってビニール袋に入れることで、匂い漏れや液漏れを防止できます。ただし、カレーうどんや肉うどんなど油分を多く含むうどんだしは、排水溝の詰まりや錆びの原因となるため注意しましょう。
紙類や不織布などに吸わせる
紙類や不織布などにうどんだしを吸わせることで、可燃ゴミとして捨てられます。残ったうどんだしが多い場合は、火にかけて蒸発させてから吸わせると少量の紙や布で処分可能です。ビニール袋に紙類や不織布などを入れ、残ったうどんだしを流し入れましょう。
吸水性ポリマーで固める
吸水性ポリマーを使用することで、残ったうどんだしをゼリー状に固められます。固めたゼリー状のうどんだしは、可燃ゴミとして処分可能です。インターネットでは安くて大容量の吸水性ポリマーが売られているため、ぜひお試しください。
片栗粉で固める
片栗粉には吸水性があるため、うどんだしに混ぜることで簡単に固められます。手頃な価格で入手でき、自然な素材で処理できるため環境にも良い方法です。うどんだしを再度温めて、片栗粉を混ぜ入れます。片栗粉の量が少ないと、とろみがつくだけになるため注意が必要です。プルプルな状態に固まったら可燃ゴミとして処分します。
うどんだしを捨てる時にしてはいけないこと
うどんだしを捨てる時にしてはいけないことは、以下の3つです。
- 具材と一緒に排水溝へ流す
- トイレに流す
- 水分量が多い状態でゴミに出す
具材と一緒に排水溝へ流す
うどんだしは、油分が少なければ排水溝に流しても問題ありません。しかし、具材と一緒に流すと排水溝が詰まる原因となるため注意が必要です。排水溝が詰まるだけではなく、中で腐敗すると悪臭の原因にもなります。うどんだしを流す時には具材を取り除き、水分だけを流すようにしてください。
トイレに流す
破棄する場所に困り、うどんだしをトイレに流す方もいます。しかし、トイレの排水管もキッチンと同様に、具材が詰まったり錆びたりする恐れがあるため注意が必要です。修理も行う必要性が生じるため、流さないようにしましょう。
水分量が多い状態でゴミに出す
排水管の詰まりや錆びを防止するためには、うどんだしを固めて可燃ゴミとして処分する方法が適しています。しかし水分量が多いままゴミに出すと、業者に収集してもらえない恐れがあるため注意しましょう。
また、動物にゴミを漁られた時などにビニール袋が破れると、ゴミ捨て場の臭いや汚れが大変なことになります。十分に水分量を減らしてから処分することで、スムーズにゴミを収集してもらえるようにしましょう。
食べ終わったら適切な方法でうどんだしを捨てよう!
うどんだしは油分が少ない状態であれば、残りかすを捨てた後に排水溝に流しても問題ありません。しかし、カレーうどんや肉うどんなど、油分の多いうどんだしは、排水溝に流すと詰まりや錆びの原因となるため注意が必要です。十分に水分量を減らし、紙類に吸わせたり片栗粉で固めたりするなど適切な方法で捨てましょう。