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うどんだしの黄金比は?温かいだしと冷たいだしの比率をそれぞれ解説

きつねうどん

うどんを作る時に欠かせないのがうどんだしです。うどんだしは材料の割合によって味が大きく変化するため、何をどれだけ入れるかが非常に重要となります。様々な作り方がありますが、黄金比で作ることでさらに美味しくなるでしょう。

この記事では、うどんだしの黄金比について解説します。温かいだしと冷たいだしの比率をそれぞれ解説するため、美味しいうどんだしを作りたい方はぜひ最後までご覧ください。

この記事を読むための時間:3分

温かいうどんだしの黄金比

温かいうどんだしの黄金比は、以下の比率です。

  • 水:醤油:みりん=20:1:1

温かいうどんだしは、つゆを飲むことも考えて薄味にします。顆粒だしと酒を入れて味を整えると、深い味わいになるでしょう。水を昆布やかつお節から作っただし汁に変えると、さらに風味を豊かにできます。

作り方

温かいうどんだしの材料は、以下の5つです。

  • 水:250ml
  • 醤油:大さじ1
  • みりん:大さじ1
  • 酒:小さじ1
  • 和風顆粒だし:小さじ1

上記の材料を全て鍋に入れて火にかけます。みりんと酒のアルコールを飛ばすため、必ず煮立たせましょう。醤油は薄口と濃口がありますが、どちらでも問題ありません。

淡くて透き通った色のうどんだしを作りたい場合は、薄口醤油がおすすめです。匂いやクセの強い具材を入れる時は、濃口醤油を使うことで味にまとまりを出せます。ひと煮立ちしたらうどんだしの味をみて、薄い場合は塩を加えて整えます。甘めの味にしたい方はみりんを増やすと良いでしょう。

また水の代わりにかつお節・昆布・煮干しなどを煮出した、だし汁をベースにすると、深みのある味わいのうどんだしになります。ただし、だし汁を用いる場合は和風顆粒だしは使用しません。

冷たいうどんだしの黄金比

冷たいうどんだしの黄金比は、以下の比率です。

  • 水:醤油:みりん=3:1:1

冷たいうどんだしの場合、温かいうどんだしのように飲むことを想定しません。つけたりぶっかけたりして食べることを考えて作るため、温かいうどんだしよりも濃い味にします。そのため、水の割合を減らし、醤油とみりんの割合を増やします。温かいうどんだしと同様に水ではなくだし汁を使うと、風味豊かな味わいを楽しめるでしょう。

作り方

冷たいうどんだしの材料は、以下の5つです。

  • 水:150ml
  • 醤油:大さじ3
  • みりん:大さじ3
  • 酒:小さじ1
  • 和風顆粒だし:小さじ1

上記の材料を全て鍋に入れて火にかけます。冷たいうどんだしを作りますが、酒とみりんのアルコールを飛ばすために必ずひと煮立ちさせましょう。アルコールを飛ばしたら粗熱を取り冷蔵庫で冷やします。冷えるまでに時間がかかるため、うどんを茹でるよりも早めに作ると良いでしょう。

だし汁の作り方

だし汁は材料によって作り方や注意するポイントが異なります。かつお節・昆布・煮干しを使うだし汁の作り方について解説するので、参考にしてください。

かつおだし

鍋に水を入れて火にかけ、沸騰したら火を止めます。その後かつお節を入れ、1~2分の間待ちましょう。時間が経ったらキッチンペーパーや布でかつお節を漉します。この時、かつお節に染み込んでいるだしを絞り取ると、一緒にえぐみが出てしまうため注意しましょう。

昆布だし

鍋に水と昆布を一緒に入れ、そのまま1時間程度放置します。時間が経ったら鍋を火にかけ、水から気泡が出てきたら昆布を取り出します。昆布を出すのが遅くなると、ぬめりが出るため注意しましょう。

煮干しだし

煮干しの頭と内臓は苦味が出るため、最初に取り除きます。鍋に水と煮干しを一緒に入れ、30分程度待ちましょう。時間が経ったら鍋を火にかけ、ギリギリ沸騰しない程度の火力で10分間煮出します。その後、火を止めてさらに10分経ったら完成です。

うどんだしの黄金比を知って美味しく作ろう!

うどんだしの味は、材料の比率によって大きく変わります。材料や割合など様々な作り方があるため、黄金比のうどんだしを元に自分好みの種類を探してみてください。

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