うどんの茹で時間の目安は?種類別のベストな茹で方やポイントまとめ
自宅でうどんを調理する際は「茹でる」工程がありますが、茹で時間の目安はどのくらいなのでしょうか?今回は、うどんの茹で時間の目安を種類ごとに解説します。美味しく仕上げるためのポイントも併せてお伝えするので、ぜひ最後までご覧ください。
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うどんの茹で時間と茹で方を種類別に解説
ここでは、うどんの茹で時間を種類別にお伝えします。あくまでも目安なので、製品パッケージに茹で時間の指定がある場合にはそちらを参考にしてください。
生麺
生麺とは、未加熱・未乾燥のうどんを打って成形した、そのままの状態のものを指します。生麺のうどんは、冷たいうどんとして食べる場合はおよそ14分、温かいうどんとして食べる場合は12分ほどが茹で時間の目安です。
半生麺
半生麺とは、生麺を少しだけ乾燥させた状態のものを指し、乾麺より水分率が高いことが特徴です。半生麺の茹で時間は生麺と変わらず、冷たいうどんの場合は14分ほど、温かいうどんの場合は12分ほどを目安にしましょう。
乾麺
乾麺とは、生麺をしっかりと干して乾かして、固く仕上げたうどんです。冷たいうどんとして食べる場合は13分ほど、温かいうどんとして食べる場合は11分ほどを目安に茹でましょう。
冷凍麺
冷凍麺は、茹でた状態の生麺を冷凍したものです。一度茹でられているため火の通りが早く、冷たくして食べる場合も温かくして食べる場合も、共に1分30秒程度で茹で上がります。
うどんを美味しく茹でるためのポイント
うどんの美味しさは、茹で方によっても左右されるものです。ここでは、うどんを上手に茹でるためのポイントをご紹介します。
たっぷりのお湯を沸かす
うどんを茹でる際の鉄則は、たっぷりのお湯を使って茹でることです。お湯の量が少ないと、茹で上がるまでに時間がかかってしまったり、食感が悪くなってしまったりします。2人前のうどんを茹でる場合は、3Lほどのお湯を目安として用意しましょう。
また、うどんを入れた際に一度お湯の温度が下がり沸騰が収まることもありますが、再沸騰させて吹きこぼれに注意しながら、沸いている状態を保ちましょう。
麺同士がくっつかないようにする
茹でているときに、麺同士がくっついてしまうことがあります。麺を茹でる際は沸騰状態を保ちながら、箸で適度にかき混ぜてください。ただし、無理矢理ほぐそうとすると麺がちぎれて食感が悪くなってしまうため、そっとかき混ぜましょう。
また、十分に沸騰したたっぷりのお湯で茹でることで、麺を混ぜなくても鍋内でお湯が対流して勝手に回転するため、麺同士がくっつくことを防げます。
水でしっかり締める
うどんが茹で上がったら一度ざるに上げて、流水でしっかりと締めましょう。この際、うどんから溶け出したデンプンのぬめりを取るイメージで、手早く揉み洗いしてください。冷たい水で締めることで、うどんにコシが出て食感が良くなりますが、締めすぎると固くなるため注意が必要です。
温かいうどんも一度水で締めるべき?
温かいうどんとして食べる場合も、茹で上がった後は一度冷たい水で締めましょう。うどんを締める目的は、溶け出したデンプンによるぬめりを洗い流すことと、余熱で火が入りすぎるのを防ぐためです。締めた後に軽く熱湯に通し出汁をかけることで、温かくもコシのある美味しいうどんを楽しめます。
ベストな茹で時間を把握して、美味しいうどんを食べよう!
本記事では、うどんの茹で時間を、種類別にお伝えしました。うどんを美味しく食べるためは、茹で方と締め方が大切です。たっぷりのお湯を十分に沸かして、製品に合わせた茹で時間を守りましょう。自宅でうどんを調理する際は、ぜひ今回の内容を参考にしていただき、ベストな状態のうどんを召し上がってください。