だしはどれくらい日持ちする?正しい保存方法と日持ちさせるコツ - うどん処くらじ

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だしはどれくらい日持ちする?正しい保存方法と日持ちさせるコツ

保存用に煮出しただし汁

 

だしは日本料理に欠かせない調味料です。昆布やかつお節さえ用意すれば、食材の栄養素がたっぷりと入っただしを自宅でも簡単に取ることができます。料理するたびにだしを取るのは手間がかかるため、まとめて作って保存しておきたいと考える方も多いでしょう。

 

しかし、だしは保存方法を間違えると風味が損なわれたり、衛生的に問題が生じたりすることがあるため、注意が必要です。本記事では、だしの保存期間の目安と正しい保存方法について詳しく解説します。

この記事を読むための時間:3分

だし汁の日持ちの目安

だし汁がどのくらい日持ちするのかは、保存場所の温度や保管方法によって大きく異なります。ここでは常温、冷蔵、冷凍といった3つの異なる環境で保存した場合、どの程度日持ちするのかをそれぞれ紹介します。

常温保存の場合

だし汁を常温で長期間保存することはできません。特に夏場などの気温が高い時期は、細菌の繁殖が進みやすく食中毒のリスクが高まります。やむを得ず常温で保管する場合は、2時間以内に必ず使い切るようにしましょう。

冷蔵保存の場合

冷蔵庫で保存する場合、だし汁は通常5~6日程日持ちします。ただし、蓋が閉められる密閉容器に移してから保管することが大切です。また、だし汁は保存期間が長くなるにつれ風味が落ちてくるため、賞味期限内であってもできるだけ早めに使い切る方が良いでしょう。

冷凍保存の場合

だし汁を冷凍庫に入れておけば、1ヵ月程度保存することができます。ただし、保存期間が長くなるほど風味が落ちるため、2週間以内に使い切るのが理想的です。冷凍する際は小分けにしておくと、調理する時に必要な分だけ解凍して使えるので便利です。

だし汁の正しい保存方法と注意点

だし汁をできるだけ美味しく保存するためには、適切な方法で保管することが大切です。方法を間違えると衛生面においても問題が生じるため、どのように保存したら良いのかを学んでおきましょう。ここでは、冷蔵庫と冷凍庫で保管する際の方法と注意点を紹介します。

冷蔵保存の場合

冷蔵庫に入れる際は、密閉性のある清潔な容器に移し替えてから保存するのが基本です。だしがらは必ず取り除いてください。また、温かいまま入れると冷蔵庫の中の温度が上がってしまい、他の食品に悪影響を与える可能性があるので、冷めてから冷蔵庫に入れましょう。冷蔵庫の奥に置けば、ドアの開閉による温度変化の影響を最小限に抑えられます。

冷凍保存の場合

冷凍保存する場合もだしがらを取り出した後、冷ましてから密閉できる保存容器に移し替えてください。冷凍する際は、製氷皿や保存袋に小分けにして入れておくと、使う分だけ解凍できるので便利です。容器には作成日とだしの種類を記入したラベルを貼っておくと管理がしやすくなります。

だしがらの賞味期限と保存方法

だし汁を取った後に残るだしがらも工夫次第で美味しく再利用できます。例えば、かつおぶしのだしがらを醤油と砂糖で煮詰めて佃煮を作ったり、昆布のだしがらを細切りにして炒め物に加えたりすると、旨味と食感のアクセントになります。

 

ただし、だしがらを美味しく調理するには、正しい方法で保存しなければなりません。かつおぶしや昆布などのだしがらを保存する際は、冷ましてから水気をよく切ることが大切です。その後、ラップで包んでからジッパー付きの保存袋に入れて、密閉保管してください。冷蔵保存の場合は2〜3日、冷凍保存の場合は1ヵ月程度が保存期間の目安となります。

美味しくだしを楽しむためには、賞味期限に気をつけよう

本記事では、だし汁やだしがらの保存期間の目安と正しい保存方法について紹介しました。だし汁もだしがらも適切な方法で保管することで、だし本来が持つ風味や栄養価を保つことができます。特に賞味期限を過ぎてしまうと、食中毒のリスクも高まるため注意しなければなりません。適切な保存方法と賞味期限の管理を心がけながら、自宅で作った特性だしで料理の味を整えましょう。

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