セカンド冷凍庫の電気代はいくら?料金を安く抑える節約方法を紹介
近年はメインの冷凍庫のほかに、サブの冷凍庫を導入する家庭が増えています。しかし、セカンド冷凍庫を導入すると電気代はどのくらいかかるのか、相場が知りたい人も多いでしょう。そこでこの記事では、セカンド冷凍庫の電気代や光熱費を節約する方法などを解説します。
この記事を読むための時間:3分
セカンド冷凍庫の電気代はどのくらい?
セカンド冷凍庫の電気代は、1ヶ月でおおよそ500〜1,500円程度です。ただし、容量や冷却方式によっても電気代は異なるので、以下より解説します。
- 容量別の電気代
- 冷却方式別の電気代
容量別の電気代
冷凍庫の容量別の電気代は、以下のとおりです。
冷凍庫の容量 | 1ヶ月の電気代 |
---|---|
100L以下 |
500円程度 |
101〜250L |
700〜900円程度 |
251L以上 |
1000〜1500円程度 |
基本的には、100〜250Lであればあまり電気代に差はないので、家に置きやすいサイズを選ぶと良いでしょう。250L以上になると容量に応じて電気代が高くなる場合が多いため、自分の家に必要なサイズを選ぶのがベストです。
冷却方式別の電気代
冷凍庫の冷却方式には、直冷式とファン式があります。直冷式とは、庫内に設置された冷却器が食材を直接冷やす方式です。冷却機能が高いだけでなく、比較的安く購入できるので、価格を抑えてセカンド冷凍庫を導入したい人に向いています。
ファン式とは、冷却器で冷やした空気をファンで循環させて、食材を冷やす方式です。直冷式に比べると価格は高くなりますが、自動霜取り機能がついている場合も多く、手入れのしやすいモデルが欲しい人に向いています。冷却方式別の電気代は以下のとおりです。
冷却方式 |
1ヶ月の電気代 |
---|---|
直冷式 |
700円程度 |
ファン式 |
800円程度 |
ファン式は庫内で冷気を循環させるため、その分消費エネルギーが大きくなり、電気代が高くなります。1ヶ月で比べるとあまり差がないように感じますが、年間では2000円ほど変わる場合もあるため、長期的な視点で冷却方式を選ぶ必要があるでしょう。
セカンド冷凍庫の電気代の節約方法
セカンド冷凍庫の電気代の節約方法を、4つ紹介します。
- ドアの開け閉めを減らす
- 粗熱を取って冷凍する
- 食品をたくさん入れる
- 省エネモデルを使用する
ドアの開け閉めを減らす
冷凍庫のドアを開け閉めすると、庫内の冷気が逃げてしまいます。冷気が逃げると、その分過剰に冷却機能を稼働させる必要があるため、消費エネルギーが大きくなり、電気代も高くなりやすいです。ドアの開け閉め回数はなるべく減らし、長時間の開けっ放しは控えましょう。
粗熱をとって冷凍する
温かい食材をそのまま冷凍庫に入れると、熱を冷やすのに過剰にエネルギーを消費するため、電気代が高くなりやすいです。そのため、食材を冷凍保存する時は、粗熱をとってから庫内に入れましょう。
食品をたくさん入れる
冷蔵庫は庫内に食品を入れすぎると、消費エネルギーが大きくなり、電気代も高くなりやすいです。一方冷凍庫は、食材をたくさん入れると凍った食材が保冷剤の役割をするため、冷却効率が良くなり消費エネルギーを抑えられます。そのため、冷凍庫は食材をたくさん詰め込むと、電気代の節約につながります。
省エネモデルを使用する
最近の冷凍庫は、省エネモデルが多く発売されています。省エネ機能付きの冷凍庫なら、従来品に比べると消費電力を抑えられるため、電気代の節約につながりやすいです。古いセカンド冷凍庫を使用している場合は、新しい省エネモデルに買い替えると電気代を抑えられるでしょう。
セカンド冷凍庫は使い方を工夫して電気代を抑えましょう
セカンド冷凍庫の電気代は、1ヶ月で500〜1,500円程度です。ただし、容量や冷却方式によっても変わるので、電気代を考えつつ自分の家に合う冷凍庫を導入すると良いでしょう。電気代を抑えたい場合は、ドアの開け閉め回数を減らす、食品をたくさん入れるなどの方法があります。セカンド冷凍庫は使い方を工夫して、電気代を節約しましょう。