一人暮らしで冷凍食品ばかりは体に悪い?健康や食べ続ける影響を解説
一人暮らしでは、忙しくて自炊ができないことも多く、気づけば冷凍食品ばかりになることもありますよね。しかし、食べ続けることで健康に害はないのか、不安に思う人もいるでしょう。そこでこの記事では、一人暮らしで冷凍食品ばかり食べると体に悪いのか、様々な意見を元に解説します。
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一人暮らしは冷凍食品ばかりでも良い?
冷凍食品ばかりの食生活に関して、良し悪しを決めるのは難しいです。メリット・デメリットがあり、人による部分もあります。健康面に関しても、体調不良を起こした原因が冷凍食品によるものか、他の生活習慣によるものか判断するのは難しく、体に悪いと断定することはできません。
そのため、冷凍食品と自炊どちらの場合も、偏った食生活にならないよう肉・魚・野菜・炭水化物をバランスよく摂ることが大切になるでしょう。
冷凍食品ばかりが良くないと言われる理由
冷凍食品ばかりが良くないと言われる理由は、以下の3つです。
- 食品添加物を含んでいる
- 自炊に比べて割高になる
- 料理が上達しない
食品添加物を含んでいる
冷凍食品ばかりが良くないと言われるのは、食品添加物を含んでいるからです。食品添加物とは、化学調味料や着色料などのことで、健康に害があると考える人もいます。
しかし冷凍食品は、食品衛生法に基づいて安全基準を満たした添加物を使用しているため、体に悪いと断定することはできないでしょう。また、調味料やお菓子にも添加物は含まれているため、冷凍食品だからといって、全ての商品が健康に良くないわけではないでしょう。
自炊に比べて割高になる
冷凍食品は、一人分であればそこまでの出費にはなりませんが、食べる量が多い場合は、自炊に比べて割高になることがあります。自炊は、食材のまとめ買いや作り置きなどの工夫をすることにより、冷凍食品よりも出費を抑えることが可能です。そのため食費を安くしたい場合は、自炊の方が良いでしょう。
料理が上達しない
冷凍食品は、電子レンジで温めるなど簡単に食べられるものが多いため、料理が上達しにくいです。料理スキルを上げる場合は、温めてそのまま食べるものではなく、冷凍野菜や冷凍うどんなど、解凍後に調理する食品を選ぶと良いでしょう。
冷凍食品ばかりでも大丈夫という意見
冷凍食品ばかりは良くないと言われることも多いですが、大丈夫という意見もあるため、3つご紹介します。
- 時短になる
- 長期保存できる
- 栄養面は悪くない
時短になる
冷凍食品の最大のメリットは、時間と手間がかからないことです。自炊をすると、食材の買い出しや調理、食器洗いなどをする必要があり、食事するだけでかなりの時間と労力を使います。しかし冷凍食品なら、温めてそのまま食べられるので時短になり、趣味や睡眠などにも時間を使えます。
長期保存できる
冷凍食品は、賞味期限が数ヶ月程あるので、長期保存できます。一人暮らしは、食材を購入しても期限までに消費できず腐ってしまうこともあるので、長く保存できるのは便利でしょう。また、自炊して作り置きした食品は、きちんと管理しないと傷みやすいですが、冷凍食品は使う分だけ解凍できるため調理後に再冷蔵・冷凍する可能性が少なく、衛生的です。
栄養面は悪くない
冷凍食品は、様々な食材があるため、栄養面はそれほど悪くないです。炭水化物や肉ばかりの冷凍食品では偏ってしまいますが、野菜やフルーツ、魚なども商品化されています。上手に取り入れれば、自炊と変わらない栄養バランスになります。
一人暮らしは冷凍食品を上手に活用しましょう
一人暮らしで冷凍食品ばかりの生活は、メリット・デメリットがあり、悪いと断定することはできません。割高な点や料理が上達しにくい点は残念ですが、忙しい時にも時間と手間をかけることなく美味しい食事ができます。
ただし、肉や炭水化物だけなど、同じものを摂り続けるのは良くないので、食べる時は、野菜や魚などもバランスよく取り入れる必要があります。冷凍食品を上手に活用して、一人暮らしの食事を楽にしましょう。