冷凍食品のメリット・デメリット!栄養面の不安や活用方法を解説
冷凍食品は、レンジで温めてすぐに食べられる便利な食品ですよね。味のクオリティも高いので、活用している家庭は多いでしょう。しかし、良い面だけでなく、悪い面も考えられるため、それぞれの特徴を踏まえた上で食事に取り入れることが大切です。この記事では、冷凍食品のメリット・デメリットをご紹介します。
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冷凍食品のメリット
冷凍食品のメリットを、5つご紹介します。
- 時間と手間がかからない
- 長期保存できる
- 栄養面は悪くない
- 料理に活用できる
- 保存料を使用していない
時間と手間がかからない
冷凍食品の最大のメリットは、時間と手間がかからないことです。多くの商品は電子レンジで温めるだけで食べられるため、自炊よりも簡単に食事できます。仕事や家事が忙しいと、料理する時間がないこともあるので、すぐに温かいご飯を食べられるのは嬉しいポイントです。空いた時間を睡眠や趣味に当てられるので、体を休めることにもつながります。
長期保存できる
冷凍食品は、凍らせることで食材の劣化を抑えられるため、長期保存できます。冷蔵品は傷みやすく、期限までに使い切る必要があるので、管理が大変なこともあるでしょう。冷凍なら必要な分だけ解凍して残りは保存しておけるため、期限切れによる食品ロスを大幅に減らせます。
栄養面は悪くない
冷凍食品は、生鮮食品に比べて栄養がないと思われることも多いです。しかし、工場で瞬間冷凍し、栄養を逃がさないよう保存されています。また野菜の中には、凍らせることで栄養価がアップする食材もあるので、冷凍食品でもバランスや健康に良い食事を作れます。
料理に活用できる
冷凍食品は、そのまま食べることもできますが、アレンジレシピなど料理に活用できるものも多いです。例えば、冷凍野菜や冷凍うどんなどは、鍋や炒め物に入れることができ、ストックしておくといざという時に便利です。下処理も必要ないので、調理する時も手間がかかりません。
保存料を使用していない
冷凍食品は、瞬間冷凍により劣化が抑えられるため、保存料を使用していない場合が多いです。保存料は、お菓子や調理済み食品に含まれていることが多く、摂りすぎは良くないと言われることもあります。健康に気を配り、保存料を気にしている方とも相性が良い商品です。
冷凍食品のデメリット
冷凍食品のデメリットを、5つご紹介します。
- 食品添加物を含んでいる
- 食生活が偏りやすい
- 味が好みではない場合もある
- 割高の商品が多い
- 国産の原材料が少ない
食品添加物を含んでいる
冷凍食品は、味や品質を安定させるため、食品添加物を使用しています。含まれている添加物は、食品衛生法の安全基準を満たしたものなので、体に悪いと断定するのは難しいですが、健康に良くないと考える人も一定数いるため、冷凍食品のデメリットとして挙げられることが多いです。
食生活が偏りやすい
冷凍食品は、唐揚げなどの肉系やパスタなどの炭水化物が人気です。しかし、いつも同じ商品をを食べ続けてしまうと、食生活が偏りやすくなり、他の食品の栄養素が摂れません。冷凍食品には様々な種類があるので、肉・魚・野菜などバランス良く食べることが大切です。
味が好みではない場合もある
冷凍食品は、商品によっては好みの味ではない場合があります。基本的には誰もが好むような味付けになっていますが、味覚はそれぞれなので、合わない時は美味しく感じられないこともあるでしょう。特に、味が濃い時に薄く調節するのは難しく、好きな味にできないのは冷凍食品のデメリットです。
自炊に比べて割高になる
冷凍食品は、購入してもそこまで出費が増えるわけではありません。ハンバーグのように材料が多く、作るのに手間や時間がかかる料理は、購入した方が安上がりになる場合が多いです。
しかし、家族がたくさんいる、食べる量が多いなどの場合は、一から食材を購入して自炊した方が出費を抑えられます。また、食材のまとめ買いや作り置きなどで工夫をすると、より食費を減らせるでしょう。
国産の原材料が少ない
冷凍食品は、国産の原材料を使用していることが少ないです。どの季節でも安定的に販売するため、旬ではない・採れにくい食材は、国外産を使用します。しかし、商品によっては国内産を使っているものもあるので、不安な方はパッケージを確認して購入すると良いでしょう。
冷凍食品は特徴を踏まえて上手に活用しましょう
冷凍食品は時間や手間をかけることなく、美味しい食事ができます。長期保存も可能なので、食品ロスを減らすことにもつながるでしょう。しかし食生活が偏りやすく、添加物を含んでいるため、一部健康面を気にしている人もいるようです。メリット・デメリットを踏まえた上で、冷凍食品を上手に活用しましょう。