肉を日持ちさせる冷凍方法!消費期限やおいしく保存するコツを紹介

肉を保存するときは、冷蔵よりも冷凍の方が日持ちします。しかし、明確な期限が決まっているわけではないため、いつまで保存できるのか、より長持ちさせる方法はあるのかなどを知りたい人もいるでしょう。そこでこの記事では、肉を冷凍する際の保存期間と日持ちさせる冷凍保存のコツを紹介します。
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肉を冷凍する際の保存期間
自分で肉を冷凍した時の保存期間は、おおよそ1ヶ月程度です。ただし、ひき肉や味付き肉のような加工品は傷みやすいため、2週間程度が保存期間になります。また、保存状況によっても変わるので、保存期間はあくまでも目安と考えて、なるべく早めに使い切りましょう。
肉を日持ちさせる冷凍保存のコツ
肉を日持ちさせる冷凍保存のコツは、以下の6つです。
- なるべく早く保存する
- パックから出して冷凍する
- 肉の水分を拭き取る
- ラップや袋で密閉する
- 清潔な調理器具を使う
- 平らにして冷凍する
それぞれについて解説します。
なるべく早く保存する
肉は常温や冷蔵では、少しずつ劣化が進みます。そのため、購入後はすぐに保存するのが望ましいです。すぐに冷凍すると、傷みにくいだけでなくおいしさを逃さずに保存できるので、解凍後にも美味しく調理できます。
トレーから出して冷凍する
肉を冷凍する時は、購入時のパックやトレーから出しましょう。販売されているトレーは冷気が通りにくいため、そのまま冷凍すると凍るまでに時間がかかってしまいます。また、トレーには肉の汁を吸収するシートが入っている場合も多く、そのままでは衛生的にも良くありません。そのため、購入時のパックやトレーからは取り出して冷凍保存するのが大切です。
肉の水分を拭き取る
肉は時間が経つと、繊維から水分が出てきます。水分には栄養やうまみ成分が含まれており、そのまま保存すると肉の味が落ちやすいので拭き取りましょう。事前に拭き取ると解凍後にも美味しく食べられるだけでなく、冷凍保存中の肉の劣化を防ぐことにもつながります。
ラップや袋で密閉する
肉は空気に触れると劣化が進むため、冷凍保存するときはラップや保存袋で密閉しましょう。保存容器を使用する人もいますが、容器だと隙間ができて空気に触れやすいため、肉をぴったり密閉できる袋タイプが望ましいです。また、保存袋は冷凍に向いていないものもあるため、使用する際は耐冷温度を確認して、冷凍に適したものを使う必要があります。
清潔な調理器具を使う
肉を小分けにして保存する際は、清潔な調理器具を使いましょう。包丁やまな板が不衛生では、雑菌が繁殖しやすくなり、肉が傷む恐れがあります。食中毒の原因にもなるので、肉を切り分ける時に使用する調理器具は、清潔なものを使わなくてはなりません。
平らにならして冷凍する
食材を冷凍する時は、凍らせる時間が短い方が劣化が進みにくく、日持ちさせられます。早く冷凍するには急速冷凍機能を使用するのがベストですが、機能がついていない冷凍庫もあるので、その場合は肉を平らにならして保存するのがおすすめです。
平らにならすと食材の内部まで冷気が伝わり、比較的早く冷凍できます。また、さらに冷凍時間を早めたい場合は、金属製のバットの上などに置くとより冷気が伝わり、冷凍時間を短くできます。
肉は上手に冷凍保存して日持ちさせましょう
自分で冷凍した肉の保存期間は、おおよそ1ヶ月程度です。ただし、ひき肉や味付き肉のような加工品は傷みやすいので、2週間程度が保存期間になります。
肉を冷凍する時は、購入時のパックやトレーから取り出して肉の汁を拭き取り、なるべく早く凍らせると日持ちさせやすいです。また、冷凍後も乾燥や冷凍焼けなどで劣化する可能性があるので、ラップや袋で密閉すると、食材を良い状態で保存できます。肉は保存方法に気をつけて長持ちさせましょう。