顆粒だしの代用品は?代用品を使う時の注意点も合わせて解説
顆粒だしは様々な料理に使用できるため、とても便利な調味料です。少し加えるだけで、料理の味にコクや深みを出せます。しかし、料理中に顆粒だしを切らしてしまい、困った経験をしたことがある方もいるでしょう。そこでこの記事では、顆粒だしの代用品について解説します。使う時の注意点も合わせて解説するため、興味のある方はぜひ最後までご覧ください。
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顆粒だしの代用品
顆粒だしの代用品に使用できるものは、以下の5つです。
- めんつゆ
- 白だし
- 昆布つゆ
- ほんだし
- しいたけだし
それぞれ特徴や相性が良い料理について解説していきます。
めんつゆ
めんつゆには、醤油をベースにしてかつお節エキスやかつおなどが加えられています。濃くて甘さのある味が特徴的で、うどんやそばなど麺料理に使われることが多い調味料です。また料理に加えることで、顆粒だしの代わりに利用することも可能です。特にレシピに醤油が使われている煮物や、親子丼などの料理を作る時の代用品として活躍します。
白だし
白だしは、かつお節・宗田かつお節などがメインに使われている調味料です。めんつゆと異なり、醤油はあまり使われていませんが、料理に少し加えるだけで味に深みを出せます。素材の味や風味を活かした料理を作る時に、おすすめの代用品です。
また、めんつゆのように濃い色をしていないため、料理に使う材料の色味も活かせます。茶碗蒸しやだし巻き卵などを作る時に活用すると、卵のきれいな黄色を引き立てられるでしょう。
昆布つゆ
昆布つゆは、醤油をベースに昆布エキスやかつお節など様々な種類のだしが加えられている調味料です。昆布の優しい風味は、料理の味をまろやかにします。また、まろやかなコクは肉料理や魚料理との相性が良いため、素材の良さを引き立てることも可能です。
ほんだし
ほんだしは和風だしと似た味わいの調味料であるため、顆粒だしの代用にも適しています。様々なかつお節のエキスが含まれているため、深い味わいにできます。料理の味を整える時、ほんだしを使用することで風味豊かな味わいを加えられるでしょう。
しいたけだし
しいたけだしは、しいたけをベースに作られているだしです。しいたけの独特な風味と味わいは、料理に深みとコクをプラスできるでしょう。顆粒だしとは少し異なった風味ですが、代用することで別の旨味を加えられます。
代用品を使う時の注意点
代用品を使う時の注意点は、以下の2つです。
- 使用する分量に注意する
- 味をみながら少しずつ入れる
使用する分量に注意する
液体タイプの調味料は、濃縮された状態で販売していることが多いです。希釈量はボトルに表記されていますが、確認せずに加えると料理の味が濃くなる可能性があります。商品によっても希釈量は異なるため、使用する代用品に表記されている分量をよく確認して、料理に加えましょう。もし多く入れすぎてしまった場合は、お湯や水で味を薄めて調節してください。
味をみながら少しずつ入れる
代用品には、顆粒だしに含まれていない成分も加わっています。例えば、めんつゆや昆布つゆなどは、醤油をベースに作られている調味料です。そのため元のレシピに醤油が含まれている場合、代用品としてめんつゆ等を使った上、さらに醤油を加えると味が濃くなる可能性があります。顆粒だし以外を使う場合は、少量ずつ味を確認しながら加えることが大切です。
代用品を上手に活用して美味しい料理を作ろう!
顆粒だしは料理をする時に便利な存在ですが、他にも代用できる調味料は様々なものがあります。顆粒だしがなくても代用品を上手に活用することで、美味しい料理を作れるでしょう。代用品ごとに味や成分の特徴があるため、分量や味の変化に注意しながら活用してみてください。