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冷凍に向かない野菜8種類!冷凍保存したら味が落ちる野菜の特徴は?

冷凍保存された野菜

冷凍保存は保存期間が長くなりとても便利な方法ですが、全ての食材に活用できる訳ではありません。特に野菜の場合、凍らせると食感や風味が損なわれるものが多くあります。本記事では、冷凍保存に向いていない野菜の種類や特徴についてご紹介します。今回紹介する内容を参考にして、野菜の冷凍保存に失敗しないようにしましょう。

この記事を読むための時間:3分

冷凍に向かない野菜の特徴

冷凍に向かない野菜は、共通の特徴を持っています。冷凍に不向きな野菜の名前を覚えていなくても、その特徴さえ覚えていれば、冷凍保存できるかどうかを判断できるので便利です。

水分の多い野菜

キュウリやトマト、レタスなどの水分が多い野菜は冷凍保存に向いていません。水分が多い場合、凍る際に結晶化して氷結する部分が多くなるため、野菜の細胞組織が破壊されやすくなります。その結果、食感や風味が劣化して、シャキッとした歯ごたえが失われたり味が薄くなったりします。

食物繊維の多い野菜

冷凍に向かない野菜の特徴は、ごぼうやたけのこといった食物繊維の多い野菜です。食物繊維が多い野菜は、冷凍保存すると水分が抜けて繊維の周辺に空洞ができます。そのため、食べた時に繊維だけが目立つようになり、食感がボソボソと硬く口当たりが悪くなります。

冷凍に向かない野菜

水分や食物繊維が多い野菜は、冷凍して保存するのに向いていません。ここでは、そのような特徴を持った代表的な野菜を7つご紹介します。冷凍に向かない野菜は、冷蔵庫での保存や調理してから冷凍することをおすすめします。

じゃがいも

じゃがいもは、冷凍に向かない代表的な野菜です。凍ったジャガイモは解凍後に水分が抜けるため、パサパサになったり柔らかくふにゃふにゃとした舌触りになったりすることがあります。ただし、マッシュポテトにするなど調理を行った後に冷凍をすれば、品質を保ちながら保存できます。

トマト

トマトは水分を多く含んでいるため、冷凍保存すると水分が損なわれて、弾力性を失いぶよぶよとした食感になります。ただし、そのまま食べると食感が悪く美味しくないですが、スープやソースに使うのであれば問題ないでしょう。

レタス

水分の多いレタスは、一度凍った後に解凍されるとシャキッとした歯ごたえを失い、水っぽい食感になります。解凍後のレタスは茶色く変色するだけでなく、風味まで損なわれてしまいます。そのためレタスは、生のままの状態で冷蔵保存すると良いでしょう。

キャベツ

水分を多く含んでいるキャベツは、凍結すると細胞が破壊されてスカスカになるため、本来のシャキッとした食感が失われます。冷凍して柔らかくなったキャベツは、食感が気にならないようにお味噌汁やお鍋などの汁物に活用するのがおすすめです。

きゅうり

水分を多く含むきゅうりは、冷凍保存してから解凍すると水分が抜けるため、ふにゃふにゃとした状態になります。柔らかくなったきゅうりは、水分が抜ける時にビタミンCが流れ出てしまう恐れがあります。栄養素を取り逃さないためにも冷蔵保存がおすすめです。

ごぼう

食物繊維がたっぷりと含まれているごぼうは、冷凍保存すると水分が抜けて繊維だけが残るため筋っぽくなる上、風味が損なわれます。また、冷凍すると表面が真っ黒に変色することがあります。色が変わっても問題なく食べられますが、気になる方は、保存する前に酢水に浸してから密封した状態で保存すれば変色が防げます。

たけのこ

たけのこも食物繊維が多く冷凍に向いていない野菜です。冷凍して長期間保存した後のたけのこは、水分が抜けてスカスカになっています。また、酸味やえぐみが目立つようになり、風味が損なわれるため冷蔵保存をおすすめします。

野菜ごとに適した方法で保存しよう

今回は、冷凍保存に向いていない野菜の種類と特徴についてご紹介しました。水分や食物繊維が多く含まれている野菜は、冷凍すると食感や風味が大きく損なわれるため、冷凍保存には向きません。

レタスやきゅうり、トマトなどの冷凍に向かない野菜は、冷蔵庫で保存したり、一度調理してから冷凍保存したりすることをおすすめします。このように野菜ごとに適した方法で保存すれば、食材の鮮度や風味を保つことができます。

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