だしはいつから離乳食に使える?適切なタイミングと使用方法を解説 - うどん処くらじ

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だしはいつから離乳食に使える?適切なタイミングと使用方法を解説

だし入りの離乳食を食べる赤ちゃん

 

どのような離乳食を与えるかは、赤ちゃんの成長に合わせて慎重に決める必要があります。離乳食に旨味を与える「だし」も例外ではありません。いつからだしを離乳食に加えても良いのか、どのようにだしを活用すべきか悩んでいる親御さんも多いのではないでしょうか。そこで本記事では、赤ちゃんにだしを離乳食として与え始める時期やそのメリット、注意点について詳しく解説します。

この記事を読むための時間:3分

赤ちゃんにだしを離乳食として与え始める時期

赤ちゃんに離乳食を与え始めるのは、一般的に生後5~6ヵ月頃からと言われています。この時期は赤ちゃんの消化器系がある程度発達し、母乳やミルク以外の食品を受け入れる準備が整ってきた頃です。

 

さらに1ヵ月程が過ぎ、赤ちゃんが離乳食に慣れてきた頃から昆布だしや野菜だしなどの植物性のだしを与え始めましょう。離乳食中期以降は、煮干しやかつお節から取った動物性のだしも活用できます。ただし、赤ちゃんの成長には個人差があるため、必ずしもこの時期に固執する必要はありません。赤ちゃんの様子を見ながら、徐々にだしを取り入れていくことが大切です。

離乳食にだしを使うメリット

だしを離乳食に取り入れることで、赤ちゃんにさまざまな利点をもたらします。日本の伝統的な調味料であるだしは、赤ちゃんの味覚の発達を促すだけでなく栄養面においても重要な役割を果たします。ここでは、離乳食にだしを使用することで得られる主なメリットについて詳しく見ていきましょう。

離乳食が美味しくなる

だしを離乳食に使うことで、食材本来の風味が引き立ち奥深い料理の味が楽しめます。塩や醤油を使わずに旨味を引き出せるため、赤ちゃんの敏感な舌でも受け入れられる優しい味わいになります。

慣れた味だから取り入れやすい

赤ちゃんは、母親の食事を通じて胎児期からだしの味に触れている可能性が高いです。また母乳には、だしと同じようにグルタミン酸という旨味成分が含まれているため、赤ちゃんにとって馴染みやすい味わいと言えます。

離乳食にだしを使う際の注意点

だしは栄養価が高く赤ちゃんの成長に有益ですが、使用する際にはいくつかの注意点があります。だしが持つメリットを活かしながら赤ちゃんの健康を守るためには、ここで紹介する3つのポイントに注意してください。

塩分を控えめにする

だしを使用する際に特に注意すべき点は、塩分の摂取量です。赤ちゃんの腎臓は未発達であり、過剰な塩分摂取は臓器に負担をかけます。特に市販のだしパックや顆粒だしには塩分が含まれていることが多いので、使用する際は量を調整したり塩分が含まれていないものを選んだりするようにしましょう。塩分量をできるだけ少なくするためには、自宅で素材からだしを取るのもおすすめです。

アレルギーに配慮する

だしの素材によってはアレルギー反応を引き起こす可能性があります。特に魚介類を使用したかつお節や煮干しのだしは注意が必要です。赤ちゃんに初めてだしを食べさせる際は、単体のものを少量ずつ与え、異常がないかを確認しながら段階的に量を増やしていきましょう。万が一アレルギー反応が出た場合は、すぐに医師に相談してください。

薄味にする

赤ちゃんの味覚は非常に敏感なため、大人が食べて薄いと感じる程度の味の濃さでも赤ちゃんにとっては十分です。自宅でだしを取る際は、昆布や野菜などの植物性のだしをあえて薄くするなど、赤ちゃんの味覚に合わせた薄味を心がけてください。

赤ちゃんの成長に合わせて離乳食にもだしを活用しよう

本記事では、赤ちゃんにだしを離乳食として与え始める時期やそのメリット、注意点について詳しく解説しました。赤ちゃんの成長に合わせてだしの種類や使い方を変えていくことで、離乳食のバリエーションをどんどん増やすことができます。赤ちゃんがさまざまな味に慣れ、バランスの取れた食事を楽しめるように、適切な時期と方法で離乳食にだしを活用しましょう。

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