うどんの1人前は何グラム?乾麺・生麺・冷凍麺など種類別に解説

うどんを食べる際、1人前は何グラム用意すれば良いか、迷ってしまう人は多いのではないでしょうか。うどん1人前のグラム数は、乾麺や冷凍麺、生麺など麺の状態によって異なるため、注意が必要です。本記事では、うどん1人前のグラム数を麺の状態別に解説します。また、1人前のうどんを美味しく茹でるコツも紹介するので、調理する際にぜひ参考にしてみてください。
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うどん1人前のグラム数
うどんの種類は以下の5つに分けられます。
- 乾麺
- 生麺
- 半生麺
- 冷凍麺
- 茹で麺
うどん1人前のグラム数を、それぞれ解説していきます。
乾麺
乾麺の場合、1人前は60g~80gです。乾麺は茹でると約3倍の量に増えるため、目分量ではなく、キッチンスケールに乗せてきちんと量ることが大切です。また、市販の乾麺は束にまとめられているものがありますが、一束のグラム数はメーカーによって異なります。そのため、購入前にパッケージを確認しておきましょう。
生麺
生麺のうどんは、120gで1人前です。生麺は茹でると、水分を含んで重さが約2倍になります。そのため、茹で上がった後で1人前を120gとして量ると、半人前となってしまうので注意しましょう。
半生麺
半生麺は、生麺を少し乾燥させたものです。水分が抜けている分、茹でた際に膨らみやすく、約2.5倍になります。半生麺の1人前は120gで、多すぎると鍋から溢れてしまうおそれがあるため、茹でる前にきちんと量りましょう。
冷凍麺
冷凍麺は茹でたうどんを急速冷凍したもので、1人前は170gです。すでに調理済なので、茹でる前と後で量はさほど変わりません。
茹で麺
茹でた後のうどんの1人前は、180g~250gです。トッピングの種類や量に合わせて、麺の量を調節しましょう。
うどん1人前に必要なつゆの量
うどん1人前に必要なつゆは、かけうどんの場合は約300ml、ざるうどんやぶっかけうどんは約150mlです。具沢山の場合、つゆが足りなくなるケースがあるので、全体のバランスが取れるように量を調整しましょう。
うどんを茹でる際のポイント・注意点
うどんは茹で方によって、味わいが大きく変わります。1人前のうどんを美味しく茹でるコツは、以下の4つです。
- うどんの太さに合わせて量を調整する
- うどんの10倍以上の水を用意する
- 強火で茹でる
- 規定のゆで時間からズレないようにする
うどんの太さに合わせて量を調整する
うどんの太さは、種類やメーカーによって異なります。麺が細いうどんは、茹でた際に一般的な太さのうどんより量が増えやすいため注意が必要です。稲庭うどんなど細めの麺を茹でる場合は、1人前の目安は80g~100gです。
うどんの10倍以上の水を用意する
うどんを茹でる際、鍋の中で麺をゆがくために、うどんの約10倍の水が必要です。たっぷりの水を容易して茹でましょう。
強火で茹でる
麺を美味しく茹でるには、でんぷんを熱で糊化させて、適度にとろみや粘り気をを与える必要があります。しかし、でんぷんは水に溶けやすい性質があり、お湯の温度が低いと必要以上に水が麺に入り込み、コシがなくなってしまいます。そのため、茹でる際はできるだけ温度を下げないように、強火をキープすることが重要なのです。
途中で吹きこぼれそうになった場合、差し水をするとお湯が再び沸騰するまでに時間がかかり、麺の表面がベタつくことがあります。そのため、差し水の使用は控えて火力で調整しましょう。
規定の茹で時間からズレないようにする
うどんの茹で時間は、麺のコシや食感、味わいに大きく影響を及ぼします。茹でる際はキッチンタイマーを使用して、既定の茹で時間からズレないように注意しましょう。
うどんを茹でる際は量をきちんと計ろう
うどんの1人前のグラム数は、麺の太さや状態によって異なります。特に乾麺や半生麺は、茹でると量が大幅に増えます。メーカーによって一束の量も違いがあるため、茹でる前にパッケージを確認してきちんと量ることが大切です。また、トッピングの量によっても、必要な麺やつゆの量が変わってくるため、最適な量を見極めましょう。